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金沢法友会では現在、各部員がやりたい事を企画して人員を集めて行うプロジェクト形式が採用され、プロジェクト活動が活動の中心となっています。ここでは現在行われているプロジェクト活動を紹介していきます。

 

下記に掲載する活動日時は祝祭日・長期休暇期間・試験期間等の理由で変更になる場合があります。

法教育プロジェクトとは?

法教育とは、法律の専門家ではない一般の人々が「なぜルールや法があるのか」を学び、身近な出来事を法やルールの観点から考え解決する力を身に付けるための教育です。

 

従来の義務教育課程や高校の授業における法の教育は、憲法等の条文の語句の暗記が主でした。どうしてこんなことをするのか、面倒なだけではないかと思った人もいるはずです。確かに、そのようにしてやっと覚えた条文の多くは、往々にして呆気なく改定・廃止されます。法が変わりゆくのは、私達の生活を豊かにするためです。だとすれば、法の勉強をする目的は、内容そのものの暗記というよりは、法自体が持つ役割を理解することにあるのではないでしょうか。

 

法教育プロジェクトでは、法のもつ社会的機能を正しく理解し、どのように「法」にコミットメントしていくかを生徒たちに考えさせる授業を展開することで、学校の法やルールの授業をより楽しく意義のあるものにする手助けをしています。

 

※「法教育研究部会」は本プロジェクトの別称です。

1年間の活動スケジュール

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契約と消費者保護に関わる法教育の研究と実践

Research and Practice of Law-Related Education on Contract and Consumer Protection

福本知行、金沢法友会「金沢法学」(金沢大学法学類・2016年) 59巻1号 201頁-246頁

 

KURA - 金沢大学学術情報リポジトリ

金沢法友会における法教育の研究と実践: 学士課程法学教育におけるその意義

Research and Practice of Law-Related Education in Kanazawa-Houyukai

野坂佳生、福本知行ほか「金沢法学」(金沢大学法学類・2012年) 55巻1号 33頁-56頁

 

KURA - 金沢大学学術情報リポジトリ

模擬裁判プロジェクトとは?

模擬裁判プロジェクトでは主に高校生が参加するウィークエンドロースクールにて模擬裁判を上演することを目的としています。活動内容としては、どのような事件で模擬裁判をするのかを決めるところから始めます。民事裁判なのか刑事裁判なのか、どんな法律のどんな条文を使うのか、どういったことを論点にして裁判を進めるかなど、1からすべて作成していきます。そして私たちの模擬裁判の特徴は、模擬裁判を傍聴してもらった後に傍聴人を5~6人の班に分け、それぞれ判決を考える評議を行うことにあります。ただ聞くだけではさほど面白くありませんが、判決を考えることで裁判の面白さに気づけるし、法的な思考法を身に着けることができます。傍聴に来てくれた方が良い経験をしたと思い、帰れるように模擬裁判を行うのがこのプロジェクトの目的です。

 

また、模擬裁判プロジェクトは東北大学さんとの交流も盛んです。2022年度には東北大学さんの模擬裁判劇練習を仙台まで観に行きました。ついでに観光もできました!東北大学さんも私たちのウィークエンドロースクールを観に来てくださいました。他大学との交流が盛んなところは模擬裁判プロジェクトならではの特徴だと思います。

 

ここまでの説明だと非常に硬い活動をしているように感じると思いますが、非常に楽しく活動をしています。活動は週に1回しかないので兼サーやバイトもしやすいです。チームワークも非常によく、居心地もとても良いと思いますので、興味のある方はぜひお越しください。

​1年間の活動スケジュール

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